Swingyの音楽日記

ジャズピアノの演奏・レッスンと、それに関わる身体動作について研究・練習していることなど

キースジャレット・トリオ(5/18修正)

5/9、キースジャレット・トリオのコンサートに
行ってきました。

昨年、ソロコンサートには行きましたが、
トリオは、20年ぶり2回目。

オーチャードホールで、前から15列目くらい。
ピアノの音は良いとは思えなかったけれど、
演奏する姿は良く見えました。

しゃれたイントロやエンディングは一切なし。

カウントではじめるか、あるいはキースが
いきなりテーマのメロディを弾き始め、
二人はそれを聞いて途中から入ってくる。

ソロの順番や長さなども、気のむくままで、
長く一緒にやってきた三人が、変幻自在に
音楽をつむぎだしていく様子を楽しむこと
ができました。

具体的にどんな曲をどんな風に演奏した
というようなことは、たぶん多くの方が
書かれると思いますので、違う角度から
、、、というか、僕の興味の強い方向で
ということですが、、、書いてみます。

キースの演奏フォーム、良く知られたとおり
ずいぶん動きますが、どの瞬間も、穴の開く
ほど見つめて、目に焼き付けて参りました。

ソロで見ているときは、彼のフォームと僕の
フォームとは全くつながらなかったのだけど、
トリオでの演奏フォームは、僕が今やろうと
しているフォームとつながりを感じました。
肘の位置とか足幅とか。

かなり動くのに、足幅がいつも狭いというのは、
ジャズピアニストとしては珍しいような気が
する。

ちなみに、イスに座っているとき、膝の幅は
こぶし3/4ほどの幅にしておくと、上半身が
うまく使えるそうで、男性にとって、これは
やや狭い幅だが、キースは見事にその通り。

ノリノリのジャズでは使わない、ソフトペダル
(左足で踏む)だけど、キースの場合は時々
使うみたいだから、その影響なのか、あるいは
それとは別に、寄せておく意識があるのか。


トレードマークのうなり声も聞こえなかった
し、若い頃と比べると動きはだいぶ控えめに
なっている印象。
逆に僕はこれからどんどん動くようになって
いくだろうから、今のキースくらいの年に
なったら、(68歳だそうです)僕もあんな
フォームで弾いているかも。
演奏内容はともかく、フォームだけは(笑)


話はいったん変わって、僕の教室でのこと。

他の先生のところでレッスンを受けた人が、
僕のところに習いにくると、左足で2拍4拍
を踏んでリズムをとっている人がよくいます。
それが軽やかにできていればいいのですが、
ぎこちないのに一生懸命やっていると、演奏
に差し支えるので、表拍も含めて4拍で踏んで
もらったり、あるいは、歩くときのように
右左交互に踏んでもらったりします。

右左交互というのは、殆ど誰もやっていない
し、あまりかっこよく見えないのでお薦め
しづらかったのだけど、なんとキースが
それをやっていた!
でもキースがやると自然なんだね。

たぶん動きに注目してなければ、キースが
それをやっていることすら気がつかないん
じゃなかろうか。


あと面白かったのは、3人の体つきがよく似て
いたこと!

元々・・ではないよね?

キースは心身ともに色々なワークをやっている
ようだし、三人であれこれ研究しながら、
体作りをしてるのかな?

それとも30年一緒に音楽をやっているうちに
似てきたのだろうか?

だとしたらとっても面白い。

三人とも素晴らしく緩んでいて、やせていて、
特に手が細長くて、頭部がかなり前。
まあ、頭部がかなり前なのは、加齢による
のかな。

緩んでいたとは言っても、あいさつで三人が
並んでたったとき、
ベースのゲイリー・ピーコックは右肩上がり
ドラムのジャック・デジョネットは左肩上がり
キースはほぼ同じ高さ。

演奏時に腕の位置が高い方とは逆の肩が上がっている!?

演奏シーンを思い浮かべて考えると、演奏時
に、あまり腕の高さを動かさない側の肩が高
くなるということかなと推測。


素敵な演奏、良いコンサートでした。
刺激にもなりました。
僕も頑張ります。
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  1. 2013/05/10(金) 12:33:48|
  2. 聴いてる(ライブレポ他)
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