Swingyの音楽日記

ジャズピアノの演奏・レッスンと、それに関わる身体動作について研究・練習していることなど

浮かぶ頭   (頭と首、そして腰 その2)

「顔の上げ方」が分かったところから数ヶ月

動きを機能的に整理すると、上下とか、横に倒す
とか、左右にねじるといった動きになるが、頭を
横に動かすというのは、少し窮屈だ。
横に倒すのは、もっと窮屈な感じがする。

ということは、真横を向く動きというのは、少し
不自然なのではないだろうか?

後ろを振り返るとき、真横ではなく、やや下向き
かげんの方が楽な感じがする。
あるいは、やや上向きでも、真横より楽。

見返り美人の振り返り方とか、子供のころやった
花笠音頭の踊りとかも、たぶん斜めに振り返る。

もともと、頭部は上下が動きやすいのだろう。
だから、横を向くときも、少し上下を入れて、
斜めにすると楽なのではないだろうか。


正面を向くときは、真正面よりやや下向きが楽だ。
日本人にとっては下が向きやすく、人種によって
違うときいたことがある。

色々やってみると、右左右左と向くときは、下側
の半円を描くように、ややUの字を描くように動
いた方が楽。

上下の動きは動きやすいと書いたが、それでも、
まっすぐ上下だと、頚椎がややじゃまをする。
)とか( のように、少しだけ弧を描くように
した方がよりスムーズ。


あるとき電車内で、首が据わるようになったばか
りの赤ん坊を見ていると、顔を左右に動かすとき、
あごがやや弧を描く(円の下側の半円)ように
なっていた。
左を見るときに、あごは左へ、頭は右へ。

見たい方向に一直線に向かっていくような動き
(身を乗り出すような動き)ではなかった。

そこでふとひらめいた。

頭は、それ自体を動かすようなものではないの
ではないか?

目、耳、鼻と感覚器官が集中、つまり何かをする
器官でなく、受け取る器官が集中しているわけ
だから、手足のように動く必要はない。

体がいろいろに動いても、手足がばたばた動い
ても、頭がその影響ををもろにうけないように、
バランスをとるような動きをするのではないか。

そういえば、頭と脊椎は皿回しの皿と棒に例え
られたりするがこういうことを言っているのだ
ろうか。

アレクサンダーテクニックでは、「Head Lead」
と教わったけど、それとはむしろ逆の意識だ。

積極的な行動からの考えではなく、消極的と
いうか、リラックスする方向で考えたからかも
しれない。

歩いているときに、試してみた。
頭は皿回しの皿・・・ではなく、水に浮かぶ
ボールをイメージしてみた。

1分2分のうちに、みるみる首が緩み、肩が下
がる。重心がどんどん下がり、体の充実と心の
落ち着きを感じる。

さらに1~2分すると、目の見え方が変わって
きた。視界がすごく広く感じられて、感動!

いきつけの整体操法を受けた後も見え方がぐっ
と良くなるけれど、それと同等以上だ。

いやあ、びっくり!!

上では、水の上のボールにたとえたが、後に、
大道芸でみかける、ガラス玉が浮かぶように見
える芸の玉が、より近いイメージだと気づいた。

手足が色々動いても頭部はその上で浮かんで、
ほとんど動かない。ただし、動かさないのでは
ない。

背骨の一番上と頭蓋骨をつなぐ関節がゆるゆる
と動いている。

以前共演させて頂いた歌手のMICHIKOさんは、
いつも首がゆるゆると動いていて、僕はそれを
うらやましく見ていた。

彼女は、まさかそんなところを見られてるなん
て、思いもしなかったことだろう(笑)


さて、もしもグッタリした後、頭を浮かすには
どうすればいいだろう?

それも皿回しと同じかもしれない。
皿を回すときに下の棒を回すように、手足を
色々と動かしているうちに浮いてくるのでは
ないだろうか。

黒人が体をゆすりながら歩くみたいに。そして
そのとき、顔が正面を向き続けるように、首を
ゆるゆるさせる。


以上、きっと多くの人にとっては、当たり前の
ことなんだろうけれど、この関節(環椎後頭関節
というそうだ)がゆるゆると動くようになった
のは、いつからか首が硬くなって以降、この日が
初めてで、僕にとってはとても新鮮な感覚なので、
言葉にしてみました。


そして、その翌日、さらに驚く効果が!!

(つづく)

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  1. 2013/03/19(火) 23:50:06|
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