Swingyの音楽日記

ジャズピアノの演奏・レッスンと、それに関わる身体動作について研究・練習していることなど

1000本ノックとか

年末年始、上達のコツについてたくさん書きました。

僕は、量より質で練習する方を選んでいますが、

量は量で、つきぬけると一気に質が高まったりするようです。


フォランソワ・デュボアさんの

「太極拳が教えてくれた人生の宝物

~中国・武当山90日間修行の記 (講談社文庫)」

を読んで、そんなことが書いてありました。


ただし、上手くなりたいという気持ちが

あるうちはそうはならなくて、

すごい量をこなして、疲労困憊して、

上手くなりたいという気持ちが消え、

自分が何で練習しているのか、

さっぱりわからなくなってから、

そういう量から質への転化が起こるようです。


心身ともに力みがすっかりとれた状態に

なっているのでしょうね。

おそらく1000本ノックとかも、

そういう狙いがあるのでしょう。


上手くなりたいという気持ちが消えて、

心身とも緩むのが先か、身体が壊れるのが先か・・・。


先に挙げた本にも身体を壊してやめていく人も

たくさんいるようなことが書いてありました。


僕も、ジャズを始めたころ、

先に手を痛めてしまい、

その後もあちこち痛めてしまいました。

なので、僕は先に質を上げるという選択をしたわけです。

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  1. 2017/03/25(土) 12:10:00|
  2. 教えてる(教室)
  3. | コメント:0

ジャズっぽさの前に、音楽をきちんと。(3/5新規動画追加)

ビート:ジャズは裏拍?

 ジャズは裏拍アクセントでリズムにのるものだと聞いて、左手のバッキングを裏拍に入れて弾いているのだけれど、実は表拍、つまり四分音符をきちんと感じられていないことがよくあります。

 ジャズのノリは裏拍アクセントである以前に4ビート中心ですから、四分音符が感じられいないと演奏に躍動感がでません。また無理に裏拍に入れてもいい加減なタイミングでは、むしろ邪魔になるくらいですし、身体も力んでしまいがちやっぱりまずは表拍。四分音符を一つ一つ感じ、演奏できるようにしましょう。


コード:ジャズはテンション?

 ジャズピアノというとテンションを入れるものだと聞いてはじめからテンションを入れて弾いているけれど、実はコードトーンそのものすらちゃんとわかっていないということもよくあります。

  コードトーンがわかっていなければ、右手も使う両手でのバッキングも困るし、アドリブするにも困るし、せっかくコードを使うのに、ジャズ以外が弾けません。

 

 というわけで、リズムは表拍から、コードはコードトーンそのものを使って弾くことから、メロディもアドリブの前にメロディをちゃんと弾くことから、音色も使う楽器の良い響きを味わうところからきちんとやることを強くお薦めします。


まあ、偉そうに言っている僕の演奏も、きっと聴く人が聴けば、「そんなかっこつける前にやることがいっぱいあるんじゃないの?」となるんでしょうけれど、それでもできる限り、基本もどんどん深めていくよう努めています。


動画で実演してみました。(17.3.5)

   ↓↓





 

  1. 2017/02/26(日) 23:24:00|
  2. 教えてる(教室)
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上達のコツについて・5

夢中になって弾いている人は、とても楽しそう。意識してできるものじゃないから、コツとは言えないけれど・・・。

 

それに加えて、人の話しが素直に聞けて、仲間がいて、自分でも研究熱心な人は、もちろん伸びる。

 

純粋なんでしょうね。しかもエネルギッシュで。年をとっても夢中になれるって素晴らしいですよね。

 

先生なんてやっていると、生徒の前では夢中になって演奏することができないのだけれど、夢中になって弾く時間を少しでも持ちたいものです。


★ここまで上達のコツについて、家で一人で練習する場合について書いてきました。

もし、バンドやセッションがしたいのなら、人と合わせる練習はとてもとても大事です。

人と合わせる機会が少ない人にとって、人と合わせる機会を多く持つことは、何より「上達のコツ」になるでしょう。

  1. 2016/12/30(金) 02:20:00|
  2. 教えてる(教室)
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上達のコツについて・4

眼、耳、指、声など、色々な感覚を使うことで、それらがセーフティーネットとなるという話をしましたが、他にも新しいやり方に挑戦するメリットがあります。

 

開発し尽くされた能力はもう伸びないけれど、使っていなかった能力はまだ伸びしろがあるということです。

 

ずっとスポーツをしている人は、60歳の時に100m13秒で走れていても、70歳になれば、13秒では走れなくなっているでしょう。

けれども、ずっとスポーツをしていなかった人は、60歳の時100mを20秒かかっていたとしても、それから身体を痛めないように上手にトレーニングしていけば、70歳の時には18秒とか17秒で走れるようになる可能性が十分にあると思います。

 

頭も、身体も、五感も若い頃よりは衰えますが、ほとんど使ってこなかった能力がもしあれば、それは十分伸びると思います。

僕自身、触覚や、脱力する際の体内感覚などで実感しています。

  1. 2016/12/30(金) 02:19:00|
  2. 教えてる(教室)
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上達のコツについて・3

はじめから回数を繰り返すことだけで何とかしようとする練習の問題は、上達のコツについて・2にあげたような、応用力がつかないこと以外にもあります。

 

音を間違えないようにすることだけに意識が向いていて、それ以外の大切なことに意識が向いていないことが多いのです。

 

きれいな音。ノリのよいリズム。聞き手の心に届く表現などなど。

 

練習をする際、何をできるようにするための練習なのか、はっきりさせよう!

 

◇覚える。

◇指を速く動かす。

◇正確に弾けるようにする。

◇表現する。

 

他にもいくらでもあると思いますが、例としてこのくらいで。

 

◇覚えるのは何を?

メロディ、伴奏、コード、スケール、鍵盤の位置、手の動きなど。

 

◇指を速く動かす。

どうして速く動かないのか?

どうしたら速く動くのか?

筋肉・骨格など、身体のことを学ぶ必要もあるのでは?

注・指が速く動くことと、速いテンポで弾けることはほぼ別なので、そこを間違えないようにしましょう。

 

◇正確に弾けるようにする。

何が不正確なのか。

音をはずした? リズムをはずした?

テンポがずれた? イメージと違った?

何でそれが不正確になったのか。

 

◇表現する。

何を表現する? その曲? その曲の詞? あなたの感じたこと? それ以外?

どんな表現の仕方があるんだろう。


  1. 2016/12/30(金) 02:17:00|
  2. 教えてる(教室)
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